遠隔カメラ接続

Synology × Tapo C113 接続マニュアル

Synology × Tapo C113 接続マニュアル

Synology Surveillance Station に Tapo C113 を接続するための設定手順です。
モニター用途を前提とし、録画を行わない運用にも対応しています。

1. 前提条件

  • カメラ:Tapo C113
  • NAS:Synology(Surveillance Station 利用)
  • カメラとNASが同一ネットワーク内にあること
重要:カメラとNASのIPアドレス帯が異なる場合は接続できません。
例:カメラが 192.168.1.x で、NASも 192.168.1.x であることを確認してください。

2. Tapo C113 側の設定

2-1. ネットワーク確認

  1. Tapoアプリを開く
  2. 対象カメラを選択する
  3. 「端末情報」または「ネットワーク接続」を開く
  4. IPアドレスを確認する
例:192.168.1.4
このIPアドレスは、後でSynology側の設定で使用します。

2-2. カメラアカウントを有効化

  1. Tapoアプリで対象カメラの設定を開く
  2. 「高度な設定」を開く
  3. 「カメラのアカウント」を選択する
  4. 設定を オン にする

2-3. ONVIF / RTSP 用アカウント作成

  1. ユーザー名を設定する(例:onvif01
  2. パスワードを設定する
  3. 保存して有効化する
Synologyに入力するのは、TapoアプリのログインIDではありません。
ここで設定した カメラ用アカウント を使用します。

3. Synology 側の設定

3-1. カメラ追加

  1. Surveillance Station を開く
  2. 「IPカメラ」を開く
  3. 「追加」→「カメラを追加」を選択する

3-2. 推奨設定

項目 設定内容
名前 TAPOCP113 など任意
ブランド ユーザー定義
ビデオ形式 H.264
タイプ ストリーミング - RTSP
IPアドレス Tapo側で確認したIPアドレス(例:192.168.1.4
ポート 554
ユーザー名 例:onvif01
パスワード Tapoで設定したカメラ用パスワード

3-3. RTSPパス

「パス」欄には、以下の形式で入力します。

rtsp://ユーザー名:パスワード@IPアドレス:554/stream1

入力例:

rtsp://onvif01:任意のパスワード@192.168.1.4:554/stream1
「テスト接続」で映像が表示され、チェックマークが出れば接続成功です。

4. 録画設定

4-1. モニター用途(録画なし)

モニター用途のみで使用する場合は、録画スケジュールをすべてオフにします。

  • スケジュール画面を開く
  • 全時間帯をグレーのままにする
グレー:録画なし
オレンジ:連続録画
緑:モーション検知録画

4-2. 録画容量設定

録画しない場合は、録画容量制限の設定は不要です。
誤って録画を開始した際の容量消費を避けたい場合のみ、制限値を設定してください。

5. 接続できない場合の確認事項

5-1. IPアドレス帯の確認

  • カメラ:192.168.1.x
  • NAS:192.168.1.x

両者が同じネットワーク帯にあることを確認してください。

5-2. カメラアカウントの確認

  • 「カメラのアカウント」がオンになっているか
  • ユーザー名、パスワードに誤りがないか

5-3. RTSPパスの確認

以下の形式になっているか確認してください。

rtsp://ユーザー名:パスワード@IPアドレス:554/stream1

5-4. 代表的な原因

  • NASとカメラが別ネットワークにある
  • Tapoログイン用IDを入力している
  • RTSPパスの入力ミス
  • カメラのIPアドレスが変更されている

6. 推奨運用

  • 通常はライブビューで監視
  • 録画が不要な場合は録画スケジュールをオフ
  • 必要時のみスナップショットを保存
  • 施工管理用途では、定点監視画像を解析用に活用可能